茉の意味、茉のつく名前、茉の成り立ちを紹介します!
茉の読み方
画数:8
読み方:まつ
名のり: ま
成り立ち:植物を表す草冠(くさかんむり)にに読み方を示す末(まつ)を組み合わせた漢字です。
意味:茉莉(まつり)は、植物のジャスミンの一種
説明方法:草冠(くさかんむり)に末
茉を名前に使用する場合は?その意味は?
茉莉は、夏に白い花を咲かせる植物で、ジャスミンの一種です。香りがとてもよく、茉莉花茶(ジャスミンティー)でもよく知られています。文豪の森鴎外(もりおうがい)が、娘にドイツ風の名前であるマリーと名付ける際に「茉莉」と漢字を当てたことで有名です。森茉莉も成長して作家として活躍しました。そのこともあって、名づけで使用する場合、「ま」と読んで使われます。
茉のイメージは「植物」「夏」「香り」といったところでしょう。癒しの香りが漂うイメージが女の子らしく、男の子の名前にはあまり使われない漢字です。同じ「ま」の読み方で男の子にも女の子にも人気の「真」は、組み合わせる漢字によっては性別が判別しづらくなりますが、その点「茉」は女性的なイメージが強いので、中性的な漢字と組み合わせても女の子の名前だと判断しやすいです。
名前に願いを込める場合は、「周囲の人たちを和ませるような存在になってほしい」「女の子らしく成長してほしい」といった願いを込められるでしょう。
茉のつく名前
茉は普段文章を読んだり、書いたりするときにほとんど出くわすことはないと思います。茉の使いどころは名前です。男の子にはあまり使われませんが、颯茉(そうま)、竜茉(りゅうま)などが考えられます。
女の子の名前では、茉絢(まあや)、茉純(ますみ)、茉奈(まな)、茉保(まほ)、茉莉(まり)、優茉(ゆま)など、女の子らしい名前がいろいろな漢字の組み合わせで作ることができます。
茉の意味・名前:衣茉(えま)
衣は衣服の袖を合わせたかたちからできた漢字です。そのイメージから「困難なときに、周囲の人を優しく包み込むような優しい人になってほしい」と願いを込められるでしょう。衣茉の名前には「女の子らしく、周囲を和ませる可愛らしい人になってほしい」などと願いを込めることができるでしょう。
茉の意味・名前:茉季(まき)
季は四季の言葉にも使われているように「四季色とりどりの感性を持った人になってほしい」などと願いが込められます。茉季という名前には「感性豊かな可愛らしい女の子になってほしい」などと願いを込めることができるでしょう。
茉の意味・名前:陽茉(ひま)
陽は陰の反対として、積極的で力強く、明るいプラスなものをイメージさせる漢字です。文字通り、お日様のような明るい人柄をイメージさせるが、「日」よりも積極的な意味合いが強いです。先頭字、中間字、止め字のどれにも使え、「太陽のように心のあたたかい子になってほしい」「いつも明るく太陽のような笑顔を持つ子に育ってほしい」などと願いを込めることができるでしょう。陽茉の名前には「太陽のように明るい笑顔で、周囲の人を和ませることができるような人になってほしい」などと願いを込めることができるでしょう。
茉の意味・女の子の名前:惟茉(いま)
惟は物事をよく考えるというイメージがあります。そこから「自分の意志をしっかり持てる人になってほしい」「自分でしっかり考えて進むべき道を決められる人になってほしい」という願いを込めることができるでしょう。男の子の名前にも女の子の名前にも「い」の読みで多く名づけに用いられています。惟茉という名前には「可愛いだけでなく、自分の意志があり軸がしっかりしている女性になってほしい」などと願いを込めることができるでしょう。
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